書籍・雑誌

2010年8月 8日 (日)

ブライトライツ・ビッグシティ~私のB級(?)読書遍歴1

たまに読み返したくなる本ありますよね。読書遍歴というと大げさですが、私の好きな本について折をみて書いていきたいと思います。今回は第1回。B級というと本の作者に失礼と言われそうですが、あくまでも私の読書のあり方がB級ということです、念のため。

特に、過ぎ去った日日を思い返したいというノスタルジックな気分にかられた時、読み返したくなるのがこの本です。J・マキナリーの小説。

1980年代、(日本はいよいよバブル全盛の時代という時代)、その時代がどういう時代だったのかを知ろうとする方は是非読んでいただきたい本です。

恐らく、この時代の小説としてはエリスの「レス・ザンゼロ」の方が有名だし、文学的な評価も高いと思いますが、私は、この小説の方が好きです。

クールで、虚無的で、しかしどことなく無邪気な時代。80年代はまさにそういう時代でした。高い理想や志などをもってアツく生きるのではなく、クールに漂流することがカッコよかった・・・今の時代を生きる若い人には理解できない時代かもしれません。

思えば私も漂流する一人だったのかもしれません。その私も、今はアツい想いをもって政治の世界で生きています。

あの時代一世を風靡した「なんとなくクリスタル」を書いた田中康夫さんが、やはり政治の世界で頑張っていることを考えると、個人的にはとても感慨深いものがあります。

そういえば、大学時代、六本木のディスコで田中先生を見かけたことが何度かありました(笑)

バブルのあだ花と一言で切り捨てることができない、思い出深い一冊です。

Photo_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)